業界 | ・スキー・スノーボード業界 ・スノーリゾート・観光業界 |
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事業概要 | VisionaryVanguardは「yukiyama」サービスにおける企画・開発を共同事業として担当しています。 |
実例URL | https://www.yuki-yama.com/ |
課題 | YukiyamaはスマホのGPSを利用し、自身の滑走を記録するアプリです。滑走距離、速度等の自動記録、マップ上での位置情報の共有、仲間とのコミュニケーションなど、多様な機能を提供しております。 ダウンロード数は60万に達成し、ウィンタースポーツ業界でNo1のユーザー数を誇るアプリとなっております。 ウィンタースポーツ用のアプリはトップシーズンとオフシーズン、デイタイムとナイター利用、平日と週末などで全く利用者数が変わるという特徴があります。 そのため、特定の時期になると利用者が急増することでシステムの遅延が発生することがありました。 この問題解決のためのシステム、インフラの改善が大きな課題としてありました。 |
支援 | 常時ピークタイムに対応出来るスペックのサーバーを用意すればシステムは安定しますが、この方法では多大なサーバー費用が必要になります。 安定稼働とコストを両立させるため、アプリケーション改修からインフラの設計変更まで、様々な対応を行ないました。下記はその一例になります。 ・非同期処理 ボタン応答などユーザーと直接関わるタスクを優先的に 処理し、リアルタイムでの反応を必要としないデータ処理や計算などをバックグラウンドで非同期に行うことでリソースを効率的に使用。ユーザーは、システムのパフォーマンスの低下を感じることなく、スムーズな操作感を維持できます。 ・スケーラビリティ AWSによるクラウドベースのインフラストラクチャの採用しており、データ量に応じてリソースを自動的にスケールアップ・ダウンする機能で運用し、過剰なリソースの投入を防ぎます。 ・ロードバランサー 複数のサーバーにトラフィックを分散させる負荷分散器(ロードバランサー)を利用し、ピーク時のトラフィックに対応することでパフォーマンスを維持します。 |
結果 | 利用者の急増に対応できるシステムの構築ができ、遅延の発生頻度を大幅に減らす事ができました。 今後もユーザー数が増加していく事が予想されます。 ユーザー数に合わせてアプリケーション、インフラを最適化し、安定したサービスを提供できるように運用を強化していきます。 |